五臓六腑をデトックス!【白湯】の効果と正しい作り方

「白湯は身体に良い」と一度は聞いたことがあると思います。でも、なぜ身体に良いか知っていますか?今回は、そんな白湯が身体にもたらす効果と、作り方・飲み方をご紹介します!毎日気軽に続けられるので、習慣づけて身体に溜まった毒素を排出してあげましょう!

白湯のはじまり

白湯は、インドの伝統的医学「アーユルヴェーダ」の考えから始まったと言われています。アーユルヴェーダは、医学だけに留まらず、生活が生み出した知恵や病気の治療と予防などのいろんな概念を含み、「より良く生きる」ということを目的としています。五臓六腑をデトックス!【白湯】の効果と作り方アーユルヴェーダでは、ヴァータ(風)・ピッタ(火)・カパ(水)という3つのエネルギーがあるという考え方があり、白湯はこの3つのバランスが最も整った状態のもの。そのため、白湯を飲むことで体内のバランスも整えられるという考え方から白湯が始まったと言われています。

白湯が身体にもたらす効果

白湯は、以下のような効果を身体に与えてくれると言われています。

◆脳を起こして機能を活性化してくれる
人は寝ている間に身体から500ml程の水分が失われてゆくと言われています。脳は身体の中で水分量がもっとも多く、85%が水分で出来ています。食品に例えると豆腐が近く、脳細胞が活発に働くためには水分はとても大切。寝ている間に失われた水分を朝一番に白湯として摂り入れることで脳を起こし、元気に一日を過ごすことができると言われています。五臓六腑をデトックス!【白湯】の効果と作り方

◆身体を温めるエネルギーを別のエネルギーに使える
朝から身体の機能をしっかり動かすには、まず体温を上げる必要があります。白湯を飲むと身体を温めるエネルギーが必要なくなり、毒素の排出を行う本来の役割に専念してエネルギーを使えるようになります。逆に起き抜けに冷たい水を飲むと、内臓が急に冷えて身体の機能を低下させてしまう可能性がある上に、下がった温度を上げようと内臓はたくさんのエネルギーを使ってしまい、内臓を疲れさせる原因になってしまいます。

◆内臓機能が活発になり基礎代謝がアップする
体温より温かい白湯を飲むと胃腸が温まり、弱っていた内臓の活発化基礎代謝アップに繋がります。内臓の活発化により消化吸収機能がスムーズに働き、便秘解消になります。また、基礎代謝が高いと脂肪を燃焼しやすい痩せ体質に改善されます。内臓の温度が1℃下がると、約12%の基礎代謝が下がってしまうと言われています。白湯を飲んで基礎代謝を上げましょう。五臓六腑をデトックス!【白湯】の効果と作り方

◆内臓汚れをキレイに剥がし排出してくれる
肌のくすみやニキビなどは、胃腸などの内臓汚れや内臓の疲れと深い関係があると言われています。腸の中を温かいお湯が流れることで、腸内にこびりついた汚れを剥がしてキレイに洗い流してくれます。お湯で手や身体を洗うと汚れが落ちやすくなるのと同じように、お湯は身体の毒素を水よりもずっと効果的に体外に排出してくれる働きをします。

◆血流が良くなり美肌や冷え症の改善に繋がる
内臓機能が温まることで体内の血流が良くなります。血流が良くなると手足の先や肌表面にまでしっかりと血液が巡り、身体に必要な栄養を行き渡らせることができます。肌表面に血液が行き渡れば乾燥肌が改善され、肌に栄養や水分がしっかり運ばれるため肌を内側から潤すことができ、美肌効果が期待できます。また、細かな血管に血液が行き届くことで冷え性が改善されます。

◆体内の水分の浄化作用がある
水分不足になると血液がドロドロになってしまい、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす一因になるとも言われています。身体に必要な水分を白湯で摂ることによって、血液の流れやリンパの流れをスムーズにし、体内の水分の浄化に繋がります。また、尿が出る回数が増えることで体内の余分な水分の排出を行ってくれます。五臓六腑をデトックス!【白湯】の効果と作り方

◆体内の毒素や老廃物を排出できる(デトックス効果)
白湯を飲み血流やリンパの流れが良くなることで、身体の中に溜まっている余分な水分が排出され、浮腫み(むくみ)の改善に。内臓が温まることで消化や分解がスムーズに行われるようになるので、老廃物が体外に出やすくなり便秘改善にも効果的です。弱っていた内臓の活発化は、体内の毒だし(デトックス)を促すので体内の浄化に優れた力を発揮します。

◆冷え症を改善し身体の免疫力を高める
腸を冷やすと全身の血行が悪くなり冷え症の原因になってしまいます。白湯は腸を温めてくれるので冷え性も改善されます。また、内臓の温度が1℃上がると免役力が約30%上昇し、平均体温が1℃上がると免疫力は約60%活性化するといわれているので、免疫力アップも期待でき、免疫力が高いと風邪インフルエンザ生活習慣病ガンなどを予防することに繋がります。五臓六腑をデトックス!【白湯】の効果と作り方

白湯を始めるべきかチェック

白湯を始めるべきかチェックしてみましょう!1つでも当てはまる人は、始めてみると身体に変化があらわれるかもしれません♪五臓六腑をデトックス!【白湯】の効果と作り方
・季節を問わずに手足が冷えやすい
・しっかり寝ているのに疲れがとれない
・常に身体が重ダルい
・やる気があまり起きない
・ランチ後にとても眠くなる
・太りやすくなった
・風邪をひきやすい
・すぐイライラしてしまう
・便秘になりやすい

白湯の作り方

アーユルヴェーダでは「火」のエネルギーは人間にとって大切なもの。水を火のエネルギーで加熱し、沸騰させることで風のエネルギーを取り込む。3要素をバランスよく取り入れて飲むことで身体を内側から回復させ、胃腸の汚れも押し流してくれると考えられています。そのため、白湯をつくる際にはなるべくポットや電子レンジを用いるのではなくガスの火を用いて、火と風のエネルギーを取り込む方法でつくるのが良いと言われています。また、水道水には塩素などが入っているので、沸騰させることにより気化して除去することができます。そういった意味でも火を使う方がオススメです。五臓六腑をデトックス!【白湯】の効果と作り方

<材料>
・ミネラルウォーター(水道水)…800ml~1L程
・やかん(無い場合は鍋でOK)
・マグカップ(150ml程度入れはなんでもOK)
・保温用ポット(つくった白湯の持ち歩きに便利です)

<手順>
1:きれいな水をやかんに入れる
2:沸騰するまで強火にかる
3:沸騰後約10~15分程度沸かし続けたらできあがり!
4:火を止めて、飲める程度に冷まします。白湯はすぐに飲む用のコップと、残りは保温用ポットに入れます。(温度は火傷しない程度の50℃前後がベスト。冷まし過ぎはNGです。)

白湯の飲み方

白湯の効果をより実感できる飲み方をご紹介します。

◆飲む量
・1杯150ml程度
・1日800ml~1L程度

◆飲むタイミング
白湯は朝昼夜の3回に分けて飲みます。朝は沸かしたての白湯をコップに入れて飲み、昼と夜は保温用ポットにうつしておいたものを飲みます。

<朝>
朝起きたときにコップ一杯の白湯を飲みます。朝食を摂る30分ほど前に、一口ずつ10~15分ほど時間をかけて飲むと、起きたばかりの胃腸を活性化させ、朝食の消化を促進させる効果が期待できると言われています。
※朝の口は雑菌だらけ。白湯を飲む前には、必ず歯磨きやうがいをして口内の汚れ(特に舌苔)を取り除いておきましょう。

<昼・夜>
食事をしながら飲みます。ごはんやおかずの合間に飲むことで消化がよくなります五臓六腑をデトックス!【白湯】の効果と作り方

◆飲み方
火傷しない程度の温度まで冷ましてから飲みます。自分の身体が冷えていると感じたら熱めのものを、ほてっていると感じたらぬるめのものを飲みましょう。ただし冷やし過ぎはNG。だいたい50℃程度まで冷やしたら飲むようにしてください。飲むときは、すするようにして少しずつ10分~15分程時間をかけて飲みましょう

白湯を飲むときの注意点

とても身体に良い白湯ですが、むやみやたらに飲んでしまうと効果は半減。場合によっては、身体の負担になってしまうこともあるので注意しましょう!

◆飲み過ぎNG
身体に良いからとガブガブ飲んでしまうと、必要以上に胃液が薄まり消化を妨げるなど、身体に負担をかけてしまう可能性があります。また、腸内の必要な栄養まで洗い流してしまったり、水分の摂りすぎで浮腫んでしまうこともあります。1日に飲む量としては、800ml程度を基準とすると良いでしょう。

◆冷まし過ぎNG
冷めすぎた白湯は、その効能も半減します。人肌より熱めの白湯を飲むことで内臓の活性化を促してくれます。適切な温度としては人肌より熱めの50℃前後がベストと言われています。五臓六腑をデトックス!【白湯】の効果と作り方

いかがでしたか?白湯を飲むと身体の中でたくさんの好循環が始まります!胃腸にとても優しいので、飲みすぎや食べ過ぎ、ストレスなどで胃腸が弱っている方や、お腹が弱い方でも始めることができます。白湯はリーズナブルに健康と美容効果が得られるお手軽な方法!習慣づけて、身体の内側から巡りを良くしてあげましょう!